5.拝観料・参拝時間

春日大社は、御本社(大宮)の参拝所でのお参りに拝観料は必要ありません。一方、御本殿の回廊内を拝観できる「御本殿特別参拝」や、国宝殿・萬葉植物園などは有料です。

また、春日大社の御本社参拝所は季節によって時間が異なり、3月~10月は6:30~17:30、11月~2月は7:00~17:00となっています。お札・お守り・御朱印などの授与は、通年9:00から閉門までです。

「春日大社に参拝するだけなら無料なの?」という人は、まずこの違いを知っておくと安心です。

5.1 春日大社の拝観料・特別参拝|無料で参拝できる範囲は?
🔸春日大社は無料で参拝できる?
→はい。御本社(大宮)の参拝所でのお参りには、拝観料はかかりません。

ただし、春日大社には通常参拝とは別に、御本殿の回廊内などを拝観できる有料の「御本殿特別参拝」があります。

🔸御本殿特別参拝はいくら?
→御本殿特別参拝の初穂料は700円です。

受付時間は9:00~16:00。
特別参拝では、燈籠が並ぶ回廊を通り、御蓋山浮雲峰遥拝所や中門前まで進んで参拝できるほか、藤浪之屋も拝観できます。

通常の参拝だけでは入れない場所も見学できるため、
・春日大社の御本殿をより近くで参拝したい
・回廊に並ぶ釣燈籠を見たい
・春日大社の歴史や建築をより深く感じたい
という人には、検討する価値があります。

ただし、祭典や神事などの都合によって受付できない場合があります。特別参拝を目的に訪れる場合は、事前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。

🔸国宝殿の拝観料はいくら?
春日大社の文化財をじっくり見たい場合は、春日大社国宝殿もおすすめです。
→現在の拝観料は次のとおりです。

区分 拝観料
一般  700円
大学生・高校生400円
中学生・小学生300円
一般団体(20名以上)600円

開館時間は10:00~17:00(入館は16:30まで)です。
なお、企画展・特別展によって拝観料が変更される場合があります。

国宝殿には、春日大社に伝わる貴重な美術工芸品などが収蔵・展示されているため、単に境内を歩くだけでは分からない春日大社の歴史や文化を知りたい人に向いています。

🔸萬葉植物園の拝観料はいくら?
藤の花や四季の植物を楽しみたい人には、萬葉植物園があります。
→現在の拝観料は次のとおりです。

区分拝観料
大人700円
小人(中学生以下)300円
大人団体(20名以上)600円

開園時間は9:00~16:30(入園は16:00まで)。
休園日は、6月~3月は火曜日(祝日などの場合は開園)、4月~5月は無休です。

特に藤の季節には「藤の園」が見どころとなるため、春日大社の藤を目的に訪れる場合は、御本社とあわせて立ち寄るのもよいでしょう。

🔸春日大社の「通常参拝」と「有料施設」の違い
→春日大社の料金を整理すると、次のようになります。

場所・内容 料金
御本社(大宮)参拝所 無料
御本殿特別参拝  700円
国宝殿               一般700円など
萬葉植物園大人700円など

つまり、春日大社の境内で通常の参拝をするだけなら無料です。
一方で、「御本殿特別参拝」「国宝殿」「萬葉植物園」などを利用する場合には、それぞれ料金が必要になります。

初めて訪れる場合は、無料の通常参拝を基本にして、時間や興味に合わせて有料施設を追加すると計画しやすいでしょう。

なお、春日大社では2025年4月1日から国宝殿と萬葉植物園の拝観料が改定されています。このことからも、料金は将来変更される可能性があります。

5.2 春日大社の参拝時間|何時まで参拝できる?
春日大社の御本社参拝所は、季節によって参拝時間が変わります。
現在の公式案内では、次の時間となっています。

時期  御本社参拝所
3月~10月6:30~17:30
11月~2月7:00~17:00

そのため、「春日大社は何時まで?」と考えている場合、基本的には17:00または17:30までと考えると分かりやすいでしょう。

🔸御朱印やお守りは何時から?
前章でも紹介したように、お札・お守り・御朱印などの授与は通年9:00から閉門までです。
そのため、「早朝に春日大社を参拝して、そのあと御朱印をいただきたい」という場合は注意しましょう。

例えば6:30から参拝できる時期でも、御朱印やお守りの授与は9:00からとなります。
早朝参拝と御朱印を同時に考えている人は、9:00という時間を覚えておくと便利です。

🔸御本殿特別参拝の時間は?
御本殿特別参拝は、通常の御本社参拝とは時間が異なります。
受付時間は9:00~16:00、初穂料は700円です。

また、祭典・神事の都合で受付できない場合があります。
公式サイトには、毎月1日・11日・21日など、特別参拝が一部または終日できない日も案内されています。

例えば春日祭の時期には、実際に御本殿特別参拝の受付が一時停止された例があります。
そのため、「16時までなら毎日必ず特別参拝できる」と考えないことが大切です。

🔸国宝殿・萬葉植物園の時間にも注意
御本社とは別に、国宝殿や萬葉植物園にもそれぞれ開館・開園時間があります。

・春日大社国宝殿
10:00~17:00
※入館は16:30まで。

・萬葉植物園
9:00~16:30
※入園は16:00まで。
※6月~3月は火曜日休園(祝日などの場合は開園)、4月~5月は無休。

例えば17時頃に春日大社へ到着して「これから萬葉植物園を見学しよう」と考えても、すでに入園できません。
複数の施設を巡る場合は、最終入館・最終入園時間から逆算して訪れることが重要です。

🔸春日大社の拝観料・参拝時間を一覧で確認
参拝前に必要な情報をまとめると、次のようになります。

項目  現在の基本情報
通常の御本社参拝 無料
御本社参拝所(3~10月) 6:30~17:30
御本社参拝所(11~2月)7:00~17:00
御本殿特別参拝700円
特別参拝受付9:00~16:00
国宝殿 一般700円
国宝殿  10:00~17:00(入館16:30まで)
萬葉植物園 大人700円
萬葉植物園 9:00~16:30(入園16:00まで)
お守り・御朱印など9:00~閉門

※料金・時間は変更される場合があります。祭典・神事・特別展・季節の行事などによって変更される場合もあるため、訪問前に春日大社公式サイトで最新情報を確認してください。

🔸春日大社を効率よく参拝するなら時間に余裕を持とう
春日大社を初めて訪れる場合、通常参拝だけなら比較的自由に計画できますが、御本殿特別参拝や国宝殿、萬葉植物園まで巡る場合は時間に余裕を持つことが大切です。

例えば、
御本社を参拝
↓
御本殿特別参拝
↓
御朱印・お守り
↓
萬葉植物園
↓
国宝殿
というように複数の場所を巡る場合、それぞれの受付時間・最終入館時間を確認しておくと安心です。

また、春日大社は祭典や神事が多い神社です。通常の観光施設とは異なり、行事に伴って一時的に参拝できない場所が生じることがあります。
「せっかく行ったのに特別参拝できなかった」ということを避けるためにも、特別参拝を予定している場合は、訪問直前に公式サイトのお知らせを確認しておきましょう。